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ツナグ働き方研究所

03 COLUMN2019.04.01

  • コラム

    【応募殺到「神採用」の10ヵ条】 -その7- 職場力で親心を掴め!

    働きたい人1人あたりに、仕事がいくつあるのかを示す有効求人倍率…。
    採用の難易度を示すこの数値は、今や1・6倍を突破。バブル期を超える空前の人手不足時代が到来しています。
    とはいえ、意外なことに、このような完全な売り手市場においても、お金をかけずにアルバイト採用を成功させている職場はけっこう存在します。
    そこで今回は、当たり前すぎて力を入れていなかった「灯台下暗し」的な方法から、「え? そんな方法で採用できるんだ!」という変化球的なノウハウまで、アルバイト採用の勝ち組が実践している手法を紹介していきましょう。
    必要なのは、お金ではなくアイデアでした。

    元リクルートで求人媒体の統括編集長を経験し、さらにはツナグ働き方研究所において求職者調査や各社への取材を通して蓄積した知見をもとに、実例を交えてシリーズ全10回に分けてそんな「神採用」とも言えるアルバイト採用手法をご紹介します。
    接客力がハンパない!?雰囲気が家族的でいい!

    「職場は下見されている。だから職場磨きが重要」とお伝えしましたが、職場をチェックしているのは、アルバイトを探している本人だけではありません。

    なんと高校生や大学生の子どもを持つ親が、「我が子のバイト先という観点でチェックしている」というケースも多々あるようです。就活に親が口を出す時代だといわれる昨今ですが、バイト先にも親が口を出す時代なのですね。

    一時期過熱したブラックバイト報道は、働いている本人だけでなく、その保護者にもショックを与えました。試験期間中にシフトの配慮がなされず、学業に差し支える長時間労働を強いられたケースはもちろん、ひどいものになると賃金未払い、罰金請求、パワハラ、セクハラまで……。

    世間を知らない学生につけこみ、劣悪な働かせ方をする職場の実態が続々と明るみに出ました。「ウチの子は大丈夫なのか?」と心配になるのも当然です。


    以前、取材で出会ったCさんは、「ひとり息子が塾講師のアルバイトに没頭したせいで留年してしまった」と、苦い経験を告白してくれました。

    塾の講師は、勤務時間以外に授業の準備をしなくてはならず、講義を持つと休めないなど、ブラック要素の強いバイトと指摘されることもしばしば。

    Cさんは、「最初は塾講師を頑張っているのね、と好意的に受け取っていましたが、自宅でサービス残業をして大学の勉学が疎かになっていたんでしょうね。結局留年しちゃって。私が状況を知っていれば止められたんですけど……」と悔しがっていました。やや過保護な感じもしますが、子どものバイト先をチェックする親御さんは少なくありません。

    一方で、「アルバイトで社会経験を積ませたい」という親御さんもいます。

    ゆとり教育の反作用もあるのでしょうか、我が子を鍛えたいという欲求が強まっているのかもしれません。たしかにアルバイトは「働くことの楽しさ・やりがい」や「お金を稼ぐことの大変さ」といった就業観を学ぶいい機会です。また、「なんでこんなことで怒られなくてはならないのだろう」と感じる理不尽な体験も、人生修行としていい経験になるでしょう。


    新宿一帯にお店を持つある居酒屋チェーンでは、お客様からの「ウチの息子をこの店で働かせてほしい」という申し出が絶えません。実際にお店にいってみましたが、スタッフ全員が礼儀に厳しくて、きびきびとした接客が気持ちのいいお店でした。

    店長に話を聞いたところ、「親御さんの紹介は多いですね。もちろん採用するかどうかは面接して決めますが、おかげで採用にお金をかけたことはありません」と、胸を張って答えてくれました。

    この居酒屋チェーンは、採用のために接客サービスを磨いたわけではありません。しかし、きちんとしたスタッフ教育と家族感のある職場づくりが、親世代の琴線に触れたことで、結果として働き手が集まってくるという図式を確立しています。

    一朝一夕にできる神ワザではありませんが、本業を頑張ることが採用にもつながるという教訓として、どうしても紹介しておきたい事例でした。


    【神事例7】接客日本一店長の店には、「ウチの息子を働かせてほしい」が殺到

    お客様から「ウチの子を働かせてほしい」と頼まれるお店は、ほかにもあります。

    今や、日本を代表する飲食店接客コンテストとなった「S1サーバーグランプリ」で、約700名のサーバーのなかから見事グランプリに輝いた店長のFさんに取材させていただいたときのこと。

    「おかげさまで、アルバイトは全部で11人いて、人手が足りないということはないですね。学生が主なので、先日も就職が決まると同時にバイトリーダー的なポジションのスタッフが2名辞めていきましたが、その分、また紹介で入ってきてくれたり、お客様が『ウチの息子を働かせてほしい』といってくださったり」と、F店長はやや照れながらも誇らしげに語ってくれました。

    卓越した接客力に触れることで、この職場が子どもの修業の場として最適だと思う世の父親は、けっこう多いようです。

    実際、敬語を含めた正しい日本語の使い方や、さまざまな年齢の人々とのコミュニケーションのとり方など、接客から社会人基礎力を学ぶことは多いですから。


    今回ご紹介した「神ワザ」を含むノウハウをご紹介

    現場ですぐにでもできる「神ワザ」を30個にまとめました。

    『パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド』(かんき出版)


    第1章 求人誌に広告を出さなくても応募は来る! 採用費ゼロを実現する驚きの手法

    第2章 求人広告にひと手間かければ、時給を上げなくても採用できる!

    第3章 ドタキャンがなくなる! 採用につながる! 面接時に役立つ魔法のテクニック

    第4章 定着してこそ「神採用」のゴール! アルバイトが辞めなくなるちょっとしたコツ

    特別付録1 誰でもわかる「HRテック」講座

    特別付録2 ダウンロードして使える!「採用お助けツール」集


    ※Amazonで販売中!

    https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476127400X/


    ◆本編資料(PDF)もしくは参考サイト(URL)はこちらから

    『パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド』(かんき出版)

    ◆本件に関するお問い合わせ先

    ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
    担当 :和田
     ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。