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ツナグ働き方研究所

03 COLUMN2019.01.21

  • コラム

    【採用ツール深読みコラム】
    脱ハローワーク 2019年はシニア採用もWeb媒体の時代

    ツナグ働き方研究所が求人マーケットの流行やこれからの動きについて解説するコーナー。「サイトツッコミニスト」としてマニアックに求人メディア、採用サポートツールの研究を担当しているツナグ・ソリューションズ研究員・神宅謙一郎がお届けします。


    シニアのWeb媒体利用が増えています。ツナグ働き方研究所が実施したアルバイト求職者調査内・『仕事探しの際に最も利用した情報源』によると、Webで仕事を探すというシニア(60歳以上)の求職者は、3年前 の23.0%から42.9%と約20ポイント伸びています。代わりに、紙媒体・ハローワーク・クチコミ紹介といったリアルな方法はスコアを下げています。


    この背景には、スマートフォンの普及率があります。総務省『情報通信白書』によると2016年時点のスマートフォン普及率は50代が全体平均を上回り66.0%、60代が3年前(2013年)から3倍の33.4%と、シニア層の利用が大きく伸びています。

    余談ですが私の親父(82歳)も3年前にスマートフォンに変えたことで、今まで電話だった近況報告はFacebook、孫との会話はLINEビデオ通話、新聞・テレビのほかにYahoo!ニュースへと変わり片時も離せなくなっています。特にシニア向けの機種は操作性が非常にシンプルなので使いやすいのだそうです。


    こういった背景を受けてか、シニアに向けた求人サイトも増えてまいりました。

    シニア向けの求人サイトは大きく分けて2種類あります。一つはメジャー求人サイトの『シニア版』、もう一つはシニア向け専門サイトです。


    メジャー媒体のシニア版は掲載件数が多いのが最大の特徴。そのブランド求人媒体から「シニア向け案件」をピックアップして再編集した体裁で、掲載料金も追加でかからないケースが多く、「シニア【も】採用したい」という企業様には向いている求人サイトです。


    半面、掲載原稿に「学生・フリーター歓迎」といったコメントが散見されるなど、すべての掲載案件がシニア限定案件でないため「自分でも働けるかどうか」を仕事探しの重要ポイントにしているシニアが、「自分が応募していいものかどうか」不安感を持ち、反響に繋がりにくくなる可能性もあります。


    その点、シニア専門求人サイトは50~60歳以上のシニア向け(一部は40歳以上)に掲載物件を限定。『マンションのコンシュルジュ』『公立中学・高校の実習支援専門員』『企業顧問』『製造業の技能指導』『地域の店舗不動産仲介』など今までの人生経験が生かせる仕事が中心なので安心感があります。

    広告フォーマットの文字が大きくて見やすい、履歴書・職務経歴書作成時の文例が豊富(マイナビミドルシニア、シニア求人ナビ)、ご近所検索が簡単(はた楽求人ナビ)などの細かい配慮もあり、応募の後押しをしています。掲載件数は少ないですが、逆にいうとライバルが少なく採用しやすいとも言えます。


    採用難の今、シニアを採用ターゲットに広げるのであれば、こういったシニア向けのWeb求人媒体を試してみるというのも一つの方法だといえます。


    ◆本件に関するお問い合わせ先

    ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
    担当 :和田
     ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。