
地方進出を検討される企業を対象とした「企業立地フェア2019」内の講演に、所長の平賀が招かれて登壇いたしました。
講演プログラム
令和の労働環境の解説
空前の人手不足、その労働環境をご紹介するとともに、現在の働く職場には、3つの不があります。 ・「採用の不」(バブル期超えの求人倍率) ・「定着の不」(採ってもすぐ辞める) ・「働き方の不」(働き方改革法で残業規制強化) もはや従来型の採用では乗り切れないという現在。平成の人材戦略思考と決別し、令和の採用メソッドを確立していく必要があります。ヒト問題の解消こそが地域活性のレバレッジにつながります。 今回はその手法として、(1)外国人雇用・(2)ICT・HRテックの活用の、2点をご紹介しました。
(1)新時代採用1.外国人雇用に舵を切れるか
■外国人労働者の現状…労働者数は過去最高を記録
2018年10月末に厚生労働省から発表された「外国人雇用届出状況の届出状況まとめ」によると、外国人労働者は過去最高の146万人を突破。今後さらに増加が見込まれます。エリア別の外国人の労働者数や、産業別従事者割合などは、エリアの特性により異なります。
■外国人雇用、第二の開国
4月から新しい在留資格「特定技能」が開始となりました。新たに開始する「特定技能」とはどんな資格なのか?対象業種についての説明や、現在の進捗状況、これまでにあった「技能実習生」「留学生(資格外活動)」と対比しながら解説しました。 特定技能に関わらず、外国人雇用を進めていくうえでは、「労働力としてだけ考えるのではなく、お互いWin-Win/共生の思想、生活の支援がカギに」なります。
(2)新時代採用2.ICT・HRテックを駆使できるか
HRテックは現状、約400ものサービスが存在しています。地方こそテックの力が活きるのではないでしょうか。そのポイントとして、 (1)脱メディア先進地域 (2)つながりをデジタル化 (3)時空間を超える として、そのための具体的な事例やサービスをご紹介させていただきました。
概要
主 催 : 一般社団法人 日本経営協会 https://noma-bcd.jp/2019/ 登壇日時 : 2019年5月24日(金)13:10-14:10
本件に関するお問い合わせ先
ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)担当 和田
Tel:03-3501-0279
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プロフィール

平賀充記(ひらがあつのり)
ツナグ働き方研究所 所長
1988年リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)に入社。「FromA」「FromA_NAVI」「タウンワーク」「とらばーゆ」「ガテン」などリクルートの主要求人媒体の全国統括編集長を歴任。
2014年株式会社ツナグ・ソリューションズ取締役に就任。2015年ツナグ働き方研究所を設立、所長に就任。2019年よりツナググループ・ホールディングス エグゼクティブフェロー就任。著書に『非正規って言うな!』『サービス業の正しい働き方改革・アルバイトが辞めない職場の作り方』(クロスメディアマーケティング)、『パート・アルバイトの応募が殺到!神採用メソッド』(かんき出版)、『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』(アスコム)。
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