新書 – 2022/3/16 イライラ・モヤモヤする 今どきの若手社員のトリセツ
平賀 充記 (著)
PHPビジネス新書
1,023 円(税込)
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いつの世も「今どきの若者」はオトナにはよくわからないものだが、近年、そのギャップは広がるばかり。そのため職場では、若手社員にイライラ・モヤモヤ(イラモヤ)させられている人も多いはず。かといって、パワハラとなったら困るし、説教して古臭いオジサン(オバサン)と思われるのも……。そこで、若者の働き方研究家が、彼らの「脳内=ホンネ」を翻訳するとともに、職場で発生しがちなイラモヤ場面を具体的に取り上げ、その解消法を指南する。
「今どきの若手」にイライラ・モヤモヤしている全ての人、必読!
★ストレスが減る上手な付き合い方、教えます!
このご時世、ものすごく気を遣って発言していても、いつ自分が「パワハラ」の当事者になるか分かりません。
負のエネルギーを放出できない……。
ここまで我慢を強いられているのは、令和のオトナだけなんじゃないでしょうか。
溜め込むしかなくて、オトナの脳内でギュっと凝縮されていく。かつてないイライラモヤモヤの塊を、
本書では「イラモヤ」と呼ぶことにします。
そんな「イラモヤ」から、すべてのオトナ世代を解放したい。
こういう思いから、筆者はこの本を書きました。
だから、本書は、若手社員の「マネジメントに携わる管理職」のための「ノウハウ指南本」ではありません。
もっともっと普通に、今どきの若手社員に関わる「すべてのオトナ」が、
「職場で少しでもスッキリできる本」を目指しています。
【本書の構成】
■序 章 なぜ、今どきの若者にこんなにもイライラモヤモヤしてしまうのか
■第1章 「ビミョーに上から目線」な若手社員のトリセツ
■第2章 「すぐに折れるし、褒め方も難しい」若手社員のトリセツ
■第3章 「それってやる意味あります?が口癖」の若手社員のトリセツ
■第4章 「人生100年時代なのに、なぜだか生き急ぐ」若手社員のトリセツ
■第5章 「IT関係に疎いと露骨に嫌な顔をする」若手社員のトリセツ
■終 章 イライラ解消を超えて、もっとうまく付き合いたいなら
<出版社からのコメント>
【本書の主な内容】■序章 なぜ、今どきの若者に こんなにもイライラモヤモヤしてしまうのか
1 絶滅の危機に瀕する昭和スタイル
2 デジタルの進化でオトナのメンツが……
3 さらに世代間ギャップを広げたコロナ禍
4 かつてないくらいのイラモヤ、どうする?
■第1章「ビミョーに上から目線」な若手社員のトリセツ
・職場の電話に出ないと仕事にならないでしょ
・別にいいんだけど、いつもこっちがエレベーター係なんだよな
・え? 君が在宅で、こっちが出社って… etc.
■第2章「すぐに折れるし、褒め方も難しい」若手社員のトリセツ
・ベタ褒めしたのに。なんで、そんなに気まずそう?
・前にも言ったよね、何度注意しても直らないのはなぜ?
・すぐに病みそうで、キツく怒れないんですけど…… etc.
■第3章「それってやる意味あります?が口癖」の若手社員のトリセツ
・一から十まで全部説明しなきゃ分からんか……
・まずは一回、自分で考えてみてほしいんだけどなぁ……
・明日でいいですか?って、たった1時間も残業できないの……? etc.
■第4章「人生100年時代なのに、なぜだか生き急ぐ」若手社員のトリセツ
・え、辞める? 昨日の面談では元気だったのに……
・もうこの会社から学ぶものはないって、まだまだあるってば!
・上司ガチャとか、そういう君こそ部下ガチャだ! etc.
■第5章「IT関係に疎いと露骨に嫌な顔をする」若手社員のトリセツ
・おじさん構文って言われても、じゃ、どうすりゃいいの?
・メールじゃなくて、ちょっと電話しちゃダメかな
・テレビ会議、カメラオンにしてほしいんだけどなぁ etc.
■終章 イラモヤ解消を超えて、もっとうまく付き合いたいなら
1 若手社員と良好な関係を築いていくために、こんなオトナ社員を目指そう
2 おさえておくべき4つのポイント
3 取り組んでほしい5つのアクション
<著者について>
平賀充記(ひらが・あつのり)組織コミュニケーション研究家。人材コンサルタント。
1963年、長崎県生まれ。同志社大学卒業。1988年、株式会社リクルートに入社。人事部門で新卒採用を担当。NY駐在員などを経て「FromA」「FromA_NAVI」「タウンワーク」「とらばーゆ」「ガテン」などの編集長を歴任。2008年からは主要求人媒体統括編集長を務め、日本における求人メディア隆盛の一端を担う。2012年、リクルート分社化で株式会社リクルートジョブズ メディアプロデュース統括部門担当執行役員に就任。
2014年に同社を退職、株式会社ツナグ・ソリューションズ(現ツナググループ・ホールディングス)取締役に就任。2015年には、ダイバーシティワーカーに関するシンクタンク「ツナグ働き方研究所」を設立、所長に就任。専門分野は人材採用、
人材開発、組織開発。活躍人材を育てる職場マネジメント、採用定着ノウハウ・オンラインリクルーティング、リモートワークコミュニケーション、人生100年時代のキャリアデザインなど、人材領域を幅広く網羅した知見を持つ。特に若者マネジメントには造詣が深い。
「東洋経済オンライン」「読売新聞オンライン」など寄稿多数。
著書に『非正規って言うな! 』(クロスメディア・パブリッシング)、
『神採用メソッド』(かんき出版)、『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』(アスコム)などがある。