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【企業倒産】倒産、4年連続増の5172件 25年度上半期、東商リサーチ

ツナグ働き方研究所は、労働法制の最新動向をウオッチしています。今回は、東京商工リサーチが発表した全国企業倒産状況(2025年度上半期)についてお伝えします。

東京商工リサーチが10月8日発表した全国企業倒産状況によると、2025年度上半期(4~9月)の倒産(負債1000万円以上)は5172件(前年同期比1.5%増)、負債額6927億7200万円(同49.6%減)となりました。件数は上半期として4年連続の増加で、13年度の5505件以来の5000件超え。負債額は3年連続で下回り、24年度に航空機開発「MSJ資産管理」の負債6413億円という大型倒産があったため、今年は半減しました。


産業別で件数の多かったのは「サービス業他」の1762件(同4.1%増)、「建設業」の1036件(同7.5%増)などで、10産業のうち5産業で前年を上回りました。規模別では負債1億円未満が76.4%を占め、上半期としてはこの30年間の最高。物価高、人件費増に対応できない中小企業の多いことがうかがわれます。物価高が明確な倒産は369件ありました。一方、負債1000万円未満の倒産は269件(同7.8%減)と3年ぶりに減少しました。


帝国データバンクが同日発表した25年度上半期の倒産(負債1000万円以上)は5146件(同3.1%増)、負債額6705億800万円(同49.6%減)でした。「サービス業」が1348件(同2.7%増)と00年以降の最多となり、「建設業」の1013件(同10.0%増)、「不動産業」の155件(同9.9%増)の増加が目立ちます。


◆本編資料(PDF)もしくは参考サイト(URL)はこちらから

■2025年度上半期(4-9月)の全国企業倒産5172件

◆本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当 :和田
 ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。

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