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2018.08.17

【2018年6月度】労働市場データ

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7月末に公表された内容をもとに、有効求人倍率や失業率・平均賃金の推移など労働市場に関するデータをまとめました(2018年6月度)。

P4:就業構造・雇用構造

■雇用者は5603万人で、前年同月比+98万人。うち、正規が同+44万人、非正規が同+56万人と非正規の伸びの方が大きい。

P6:非正規数・率 推移

■非正規率は2,102万人、37.5%。前年同月から+56万人 +0.3ポイント増。6か月連続で前年同月比超え。

P9:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■有効求人倍率(季節調整値)は1.62倍。前年同月比+0.12ポイント。
■44年4か月ぶりに1.6倍を超えた前月よりさらに+0.02ポイント。

P10:求人倍率 パートタイムの求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.82倍、前月比+0.01ポイント・前年同月比では+0.03ポイント。

P11:求人倍率 正社員の求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■求人倍率(季節調整値)は1.10倍、過去最高更新。2004年1月の集計開始以来、過去最高値を13か月連続で更新。

P13・14:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 受理地別/就業地別

■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は東京の2.15倍、最低が沖縄の1.12倍。
■岐阜県が2.08倍(前月比+0.11ポイント)。岐阜県の2倍超えは25年10か月ぶり。求人数が過去最高となったことと、逆に求職者数が減少のため。
■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井県の2.26倍(前月比+0.03ポイント)、最低は北海道1.21倍。

P15:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(職業別)

■ピックアップしている職業以外も含め、ほぼ全職業で前年同月比アップ。
■中でも際立っていたのは、「建設・採掘」4.50倍(前年同月比+0.79ポイント)・「介護サービス」3.83倍(前年同月比+0.47ポイント)。

P16:失業率推移

■完全失業率(季節調整値)は2.4%で前月比+0.2ポイントと、4か月ぶりの悪化。
■より良い待遇を求めて転職先を探すため自発的に離職する人が増えたのが要因とみられる。
■厚労省発表の2017年雇用動向調査では、転職により賃金が増加した人の比率は36.2%。前年より+0.9ポイントと高かった。

P17・18:平均賃金の推移 平均賃金の推移(アルバイト・パート/派遣)

■三大都市圏の平均時給は1,031円(前年同月1,006円)。すべてのエリアで前年同月比がプラス。
■特に関西は+25円と大幅伸び。平均時給999円と、1000円の大台まであと一歩まで迫ってきている。
■三大都市圏の平均時給は1,638円(前年同月1,616円)。すべてのエリアで前年同月比・前月比ともにプラス。
■職種別では、「クリエイティブ系」(前年同月比増減額+44円、増減率+2.6%)、「オフィスワーク系」(同+8円、+0.5%)の2職種がプラス。

P19:求人広告掲載件数

■6月週平均の職種分類別件数は、最も多かったのは「販売」。次いで「サービス(給仕)」・「サービス(調理)」と小売・飲食関連の職種が目立つ。
■雇用形態別件数の比率は、「社員」が全体の23.2%、「アルバイト・パート」が69.7%、「契約社員他」が7.1%。
■人の入れ替わりの多い3・4月が過ぎ、アルバイトの求人件数は前月から減少している。

P20:未活用労働 定義

■総務省で1-3月期平均の「労働力調査」から公表された「未活用労働」に関する指標。失業者に加え、仕事を追加したい人などを指す。
■今後はこの指標を用い、過去比較や分析を深めることで、未活用労働を労働市場への呼び込むためのヒントが見えてくる可能性がある。
■未活用労働に関する指標は、国際動向に沿い、公表される。最も包括的に未活用労働を表す指標(LU4)は5.9%。他国と比べ低い。

出典

・総務省統計局「労働力調査」
・厚生労働省「一般職業紹介状況」
・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」
・株式会社リクルートジョブズ
「アルバイト・パート募集時平均時給調査」
「派遣スタッフ募集時平均時給調査」

※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。

本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナグ・ソリューションズ)担当 牧戸(まきと)
Tel:03-3569-2790
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