F

O

L

L

O

W

 

U

S

ツナグ働き方研究所

Research Report 調査 / 研究 一覧

【2019年10月実績】労働市場データ 2019年12月

12月頭に公表された内容をもとに、有効求人倍率や失業率・平均賃金の推移など労働市場に関するデータをまとめました。
P5:就業構造・雇用構造

■就業者数は6,787万人(前年同月比+62万人)。過去最多を更新。生産年齢人口(15歳以上)に対する就業率は61.2%。

■男女別就業者数は、男性3,750万人(前年同月比+16万人)、女性は3,037万人(同+46万人)。女性の就業率は53.0%。


P7:非正規数・率 推移

■非正規数は2,196万人、役員を除く雇用者に対する非正規率は38.4%。前年同月から+40万人。


P10:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■有効求人倍率(季節調整値)は1.57倍。前月と同率、高水準が続く。

■有効求職者数は増えているものの、米中貿易摩擦による影響を受け、有効求人数は減少。求人数は8か月連続で前年同月を下回っている。


P11:求人倍率 パートタイムの求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.72倍、前月比-0.01ポイント、前年同月からは-0.09ポイント。


P12:求人倍率 正社員の求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■求人倍率(季節調整値)は1.13倍、前月と同水準。


P13:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(職業別)

■警備員の仕事を含む保安の職業は7.91倍。前年同月比は下回ったものの、ほかの職業と比べて、引き続き高い水準で推移。

■2020年の東京五輪・パラリンピックで必要な警備員数は約1万4千人。全国から人手が集められるが、同時期のイベント中止など、影響が現れている。


P15:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 受理地別

■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は東京の2.08倍、最低が神奈川1.16倍。

■すべての都道府県で1倍を超えるのは、38か月連続。


P16:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 就業地別

■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は富山、福井の2.09倍、最低は高知で1.25倍。

■富山県はSUPER CENTER PLANT黒部店が当初10月オープン予定であったが、採用難によりオープンを来秋に延期している。

■10月の主な商業施設のオープンは、静岡県のららぽーと沼津など。オープン時給1500円というテナントもあり、人手不足の状況がうかがえる。


P17:失業率推移

■10月は2.4%で前月と同水準。17年6月から29か月連続で2%台。完全失業者数(季節調整値)は164万人で、前年同月より1万人増。

■男女別では、男性が2.5%(前月比?0.1ポイント)で 女性は2.3%(同+0.1ポイント)。

■年代別では、15-24歳が5.0%と、前年同月比1.7ポイント悪化。17年5月以降の5%台となった。


P18:求人広告掲載件数

■10月週平均の求人広告掲載件数は、職種別分類別で150.4万件(前年同月比+16.6%)。

■雇用形態別では、137.4万件・前年同月比+16.2%。全体の7割を占める「アルバイト・パート」が前年同月比+21.3%の伸び。


P19・20:平均賃金の推移 平均賃金の推移(アルバイト・パート/派遣)

■アルバイト・パート…三大都市圏の平均時給は1,074円(前年同月1,047円)。

■派遣…三大都市圏の平均時給は1,624円(前年同月1,639円)。


出典

・総務省統計局「労働力調査」

・厚生労働省「一般職業紹介状況」

・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」

・株式会社リクルートジョブズ

「アルバイト・パート募集時平均時給調査」
「派遣スタッフ募集時平均時給調査」


※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。


◆本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当 :和田
 ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。