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ツナグ働き方研究所

Research Report 調査 / 研究 一覧

【2020年6月実績】労働市場データ 2020年8月

8月頭に公表された内容をもとに、有効求人倍率や失業率・平均賃金の推移など労働市場に関するデータをまとめました。
P5:就業構造・雇用構造

■就業者数は6,670万人(前月比+14万人、前年同月比-77万人)。

■男性の就業者数は、前月比±0万人、前年同月比-43万人の3,702万人。前月28万人減少した正規数が、6月は17万人増加。

■女性の就業者数は、前月比+14万人、前年同月比-35万人の2,968万人。前月比で正規数+9万人、非正規数+8万人増加。


P7:非正規数・率 推移

■非正規数は2,044万人(前月比-1万人、 前年同月比-104万人)、役員を除く雇用者に対する非正規率は36.5%。

■前年同月比100万人超の減少は、比較可能な2014年以降で最大の落ち込み。


P10:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■有効求人倍率(季節調整値)は1.11倍 (前月比-0.09ポイント、前年同月比-0.50ポイント)と減少。

■5年8か月ぶりの低水準となり、今年1月より6か月連続で低下している。

■緊急事態宣言の解除に伴い、職探しを再開する動きが出てきたため、新規求職者の伸び率は18.2%と過去最大となり、求人倍率を押し下げた。


P11:求人倍率 パートタイムの求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.23倍、前月比-0.08ポイント、前年同月比-0.55ポイント 。

■有効求人数は742,458件(前月比-9,261件、前年同月比-354,088件)と、6か月連続で減少している。


P12:求人倍率 正社員の求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■求人倍率(季節調整値)は0.84倍(前月比-0.06ポイント、前年同月比-0.31ポイント)と減少。3か月連続で1倍割れ。


P13:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(職業別)

■東京商工リサーチによると、特に前月比の減少幅の大きい飲食業では単月最多となる103件が経営破たんと発表。


P15:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 受理地別

■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は福井の1.53倍、最低が沖縄の0.68倍。

■北海道と岩手のみ前月比同水準であるが、その他の都府県は前年同月比および前月比でマイナス。1倍割れが1道10県に増加。


P16:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 就業地別

■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井の1.59倍、最低は沖縄で0.75倍。

■5か月連続ですべての都道府県で2倍を下回る。


P17:失業率推移

■2.8%と前月比0.1ポイント減少。前月比で減少するのは7カ月ぶり。

■完全失業者数は195万人(前月比+3万人、前年同月比+33万人)。未活用労働者は4~6月期に533万人と2018年の調査開始以来過去最多。

■勤め先や事業の都合による離職が19万人増の41万人と、2016年1月以来の多さになった。


P18:求人広告掲載件数

■求人広告掲載件数は、職種別分類別で647,208件(前年同月比-58.2%)。

■雇用形態別では、566,072件・前年同月比-60.4%。全体の7割を占める「アルバイト・パート」が前年同月比-59.5%の縮み。

■5月は前月比-45.5%だった「サービス(接客)」が、6月は同+20.0%と回復傾向。


P19:均賃金の推移 平均賃金の推移(アルバイト・パート)

■三大都市圏の平均時給は1,083円(前月比+8円、前年同月比+29円)。

■職種別では、「販売・サービス系」+2.2%、「フード系」+1.3% 、「製造・物流・清掃系」+0.9%の3職種で前月比増加。


P20:均賃金の推移 平均賃金の推移(派遣)

三大都市圏の平均時給は1,704円(前月比+9円、前年同月比+63円)。


出典

・総務省統計局「労働力調査」

・厚生労働省「一般職業紹介状況」

・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」

・株式会社リクルートジョブズ

「アルバイト・パート募集時平均時給調査」
「派遣スタッフ募集時平均時給調査」


※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。


◆本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当 :和田
 ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。