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【2022年度】労働市場データ特別編(外国人雇用)
P14~18:2023年2月17日に出入国在留管理庁から発表された「特定技能在留外国人数」(令和4年12月末現在:速報値)をもとに、特定技能在留外国人数に関するデータをまとめました。
■ 2022年10月末時点の外国人労働者数は約182万人。2007年(平成19年)に届出を義務化して以来過去最高。
■ 労働者数は2021年時に前年比+2,893人と伸び率は鈍化したが、22年は+95,504人と大幅に増加。
■ 外国人を雇用している事業所も、届出を義務化して以来過去最高となった(前年比+1.3万か所・4.8%)。
■ 国籍別では、ベトナムが最も多く46.2万人(外国人労働者全体の25.4%)。前年比+2.0%と伸び率はやや鈍化。
■ 次いで中国(香港等含む)は38.6万人(外国人労働者全体の21.2%)、前年比-11,236人と減少。
■ 最も伸び率が高いのがフィリピンの20.6万人(外国人労働者全体の11.3%)で、前年比+7.8%。
■ 資格別では、①「専門的・技術的分野の在留資格」と②特定活動、⑤「身分に基づく在留資格」(日本人の配偶者や永住者)が増加。
■ 一方で、ビフォーコロナの時代に急増していた ③「技能実習」と④「留学生含む資格外活動」が2022年も減少。
■ 日本に留まる技能実習生は特定技能資格へ、留学生は、就職し専門高度人材、あるいは結婚し身分に基づく在留資格に転じる傾向。
※特定技能は①専門的・技術的分野の在留資格に含まれる。別資料にて考察(P19以降参照)
■ 製造業の労働者が最も多く48.5万人(外国人労働者全体の26.6%)。
■ 2021年はコロナ禍の影響もあり、製造業の労働者は前年比-3.4%だったが、2022年は+4.2%の上昇に転じる。
■ サービス業(他に分類されないもの)は、前年比+4.8%で29.6万人となった。
■ 日本の全就業者数に占める外国人労働者への比率は、全体では届出を義務化した2007年の0.9%から2.7%にまで上昇。
■ 産業別ではビルメンテナンス、廃棄物処理などを含む「サービス業(他に分類されないもの)」が、6.4%で就業者15.7人に一人が外国人。
■ 労働者数が最多の「製造業」では全就業者のうちの比率は4.6%で就業者21.5人に一人が外国人となっている。
■ 労働者数が多い国を抜粋し産業別に見ると、全体的に製造業の労働者が多く、各国労働者全体の26%以上を占める。
■ 中国においては卸売業、小売業が最も多く、中国人労働者のうち約20.8%が日本で働いている。
■ 特定技能に関しては、厚生労働省の「外国人雇用状況」の届出状況ではなく、出入国在留管理庁より発表されたデータから加工。
■ 2022年12月末の特定技能1号在留外国人数は過去最多となる130,915人(前年比+92,578人)。最多人数は飲食料品製造業の42,505人。
■ 受け入れ対象の業種を14分野から12分野への再編が閣議決定され、「産業機械製造業」で受け入れ人数が上限を超え4月から新規入国が停止。
・厚生労働省 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和4年10月末現在)
・日本政府観光局(JNTO) 国籍/月別 訪日外客数(2017年・国別数値は未確定数値)
・総務省 「労働力調査」令和4年平均(速報)
・出入国在留管理庁 特定技能在留外国人数(令和4年12月末現在:速報値)
※ データ全文の一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。
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担当 :和田
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