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ツナグ働き方研究所

Research Report 調査 / 研究 一覧

【2021年2月実績】労働市場データ 2021年4月

3月末に公表された内容をもとに、有効求人倍率や失業率・平均賃金の推移など労働市場に関するデータをまとめました。
P5:就業構造・雇用構造

■就業者数は6,646万人(前月比+9万人、前年同月比-45万人)。


■男性の就業者数は、前月比+3万人、前年同月比-28万人の3,690万人。前月比で正規数+4万人、非正規数+1万人と微増。


■女性の就業者数は、前月比+7万人、前年同月比-16万人の2,957万人。前年同月比で正規数が+59万人増加。


P7:非正規数・率 推移

■非正規数は2,052万人(前月比-6万人、 前年同月比-107万人)、役員を除く雇用者に対する非正規率は36.6%。


■前年同月比で100万人以上の減少は2020年9月以来、5か月ぶりの大幅な減少。


P10:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■有効求人倍率(季節調整値)は1.09倍 (前月比-0.01ポイント、前年同月比-0.36ポイント)  。


■有効求人が前月から1.5%減り、働く意欲のある有効求職者も0.3%減った。有効求人倍率は5か月ぶりの減少だが、低下幅は0.01ポイントと小幅。


P11:求人倍率 パートタイムの求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.12倍(前月比-0.02ポイント、前年同月比-0.46ポイント) 。


■有効求職者数は710,985人と、2か月連続で減少している。


P12:求人倍率 正社員の求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■求人倍率(季節調整値)は0.82倍(前月比+0.03ポイント、前年同月比-0.21ポイント)。9か月連続で1倍割れ。


P13:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(職業別)

■「接客・給仕の職業」は1.69倍(前年同月比-2.12ポイント)、「飲食物調理の職業」は1.78倍(同-1.39ポイント)と未だ改善が見られず。


P15:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 受理地別

■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は福井の1.55倍、最低が沖縄の0.69倍。


■福井は大雪の影響などで減っていた求職者数が戻り、0.02ポイント下落の1.55倍だったが、11か月連続で全国トップを維持。


P16:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 就業地別

■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井の1.64倍、最低は沖縄で0.75倍。


P17:失業率推移

■完全失業率(季節調整値)は2.9%(前月比±0ポイント、前年同月比+0.5ポイント)。


■完全失業者数は194万人と13か月連続で前年同月を上回っている。


■厚労省が集計した結果によると、新型コロナに関連した解雇・雇い止めにあった人数(見込み含)は9万8千人を超えているとのこと。


P18:求人広告掲載件数

■求人広告掲載件数は、職種別分類別で883,421件(前年同月比-46.3%)。


雇用形態別では、774,126件・前年同月比-48.0%。全体の7割を占める「アルバイト・パート」が前年同月比-50.7%の縮み。


P19:均賃金の推移 平均賃金の推移(アルバイト・パート)

■三大都市圏の平均時給は1,092円(前月比-3円、前年同月比+13円)。


■職種別では「事務系」(前年同月比+23円)、「専門職系」(同+20円)など3職種で前年同月比プラス。


P20:均賃金の推移 平均賃金の推移(派遣)

■三大都市圏の平均時給は1,719円(前月比+1円、前年同月比+131円)。


■職種別では、「営業・販売・サービス系」(前年同月比+73円)、「IT・技術系」(同+108円)など4職種が前年同月比プラス。


■昨年4月は同一労働同一賃金への対応で賃金が上昇した。今年4月より中小企業も適用対象となるため、更に賃金が上昇する可能性あり。


出典

・総務省統計局「労働力調査」

・厚生労働省「一般職業紹介状況」

・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」

・株式会社リクルートジョブズ

「アルバイト・パート募集時平均時給調査」
「派遣スタッフ募集時平均時給調査」


※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。


◆本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当 :和田
 ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。