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ツナグ働き方研究所

Research Report 調査 / 研究 一覧

【2021年3月実績】労働市場データ 2021年5月

4月末に公表された内容をもとに、有効求人倍率や失業率・平均賃金の推移など労働市場に関するデータをまとめました。
P4:就業構造・雇用構造

■就業者数は6,649万人(前月比+3万人、前年同月比-51万人)。

■男性の就業者数は、前月比-14万人、前年同月比-41万人の3,676万人。前月比で正規数-4万人、非正規数-5万人と、ともに減少。

■女性の就業者数は、前月比+16万人、前年同月比-10万人の2,973万人。正規数が前月比+7万人で、3か月連続で増加している。


P7:非正規数・率 推移

■非正規数は2,054万人(前月比+2万人、 前年同月比-96万人)、役員を除く雇用者に対する非正規率は36.6%。


P11:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍 (前月比+0.01ポイント、前年同月比-0.30ポイント)。

■2度目の緊急事態宣言が解除されたこともあり、2か月ぶりの上昇。


P12:求人倍率 パートタイムの求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.12倍、前月比±0ポイント、前年同月比-0.39ポイント 。

■有効求職数は724,434人(前月比+13,449人、前年同月比+94,157人)と、増加。


P13:求人倍率 正社員の求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■求人倍率(季節調整値)は0.84倍(前月比+0.02ポイント、前年同月比-0.17ポイント)と12か月連続で1倍割れ。


P14:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(職業別)

■「接客・給仕の職業」は1.82倍。前月比+0.13ポイントと多少改善したものの、前年同月比で見ると1.81ポイント減少。


P16:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 受理地別

■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は福井の1.62倍、最低が沖縄の0.69倍。

■福井が12か月連続で全国1位。9か月ぶりに1.6倍を上回る。


P17:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 就業地別

■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井の1.70倍、最低は沖縄で0.76倍。


P18:失業率推移

■完全失業率(季節調整値)2.6%(前月比-0.3ポイント、前年同月比+0.1ポイント)。

■完全失業者数は188万人(前月比-6万人、前年同月比+12万人)。


P19:求人広告掲載件数

■求人広告掲載件数は、職種別分類別で886,986件(前年同月比-40.3%)。

■雇用形態別では、772,759件・前年同月比-42.5%。全体の7割を占める「アルバイト・パート」が前年同月比-45.7%の縮み。


P21:均賃金の推移 平均賃金の推移(アルバイト・パート)

■三大都市圏の平均時給は1,083円(前月比-9円、前年同月比+1円)。前月比では、全エリア減少している。

■職種別では「事務系」(前年同月比+24円)など 3職種で前年同月比プラス。


P22:均賃金の推移 平均賃金の推移(派遣)

■三大都市圏の平均時給は1,719円(前月比±0円、前年同月比+139円)。

■昨年4月は同一労働同一賃金への対応で賃金が上昇した。今年4月より中小企業も適用対象となるため、更に賃金が上昇する可能性あり。


出典

・総務省統計局「労働力調査」

・厚生労働省「一般職業紹介状況」

・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」

・株式会社リクルートジョブズ

「アルバイト・パート募集時平均時給調査」
「派遣スタッフ募集時平均時給調査」


※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。


◆本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当 :和田
 ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。