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【2026年1月度】短時間・単発で働くスポットワーク求人倍率は4.16倍
多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所( https://tsuna-ken.com/ 拠点:東京都中央区/所長:大野博司)」は、ここ数年で広がりを見せる「短時間・単発で働くスポットワーカーの市場」について定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」を毎月発表しています。
本レポートでは、2026年1月度最新データについて、とりまとめましたのでご報告いたします。
1. スポットワーク求人倍率は4.16倍。前年同月から1.76ポイント上昇
2. ワーク数の伸び率は前月から大幅に減少するも、軽作業・運送は前年同月を上回る動き
3. スポットワーク平均時給は1,239円。通常アルバイト平均時給を78円下回る
2026年1月度のスポットワーク求人倍率は4.16倍となりました。年末イベントなどがあった12月の繁忙期を終え、多くの求人数が落ち着きを見せた結果、求人数は前月比60.6%減となり、求人倍率は前月から5.09ポイント低下しました。一方、前年同月からは1.76ポイント上昇しています。
2026年1月度のワーク数の伸び率は、前月比60.6%減、前年同月比8.6%減となりました。
職種別に見ると、「倉庫内・軽作業」は前月比83.0%減、「コンビニスタッフ」は13.2%減、「運送・ドライバー」は2.9%減となっており、特に倉庫内・軽作業の減少幅が顕著です。一方で、前年同月比では全体で8.6%減とやや減少しているものの、「倉庫内・軽作業」は32.7%増、「運送・ドライバー」は22.4%増となっており、一部職種では前年を上回る伸びが見られます。
2026年1月度のスポットワーク平均時給は1,239円で、前月差-87円、前年同月差+9円となりました。通常のアルバイト平均時給は1,317円で(※リクルート発表「アルバイト・パート募集時平均時給調査」)、スポットワーク平均時給との比較では、通常アルバイトが78円高いという結果になっています。
〇スポットワークマーケットの定義
スポットワークとは、短時間・単発で働く「継続した雇用関係」のない働き方を指します。その中でも、雇用契約を結ばない“ギグワーク”と、単期雇用契約を結ぶ“単発バイト”の2種類に分類されます(ギグワークの代表例として、ウーバーイーツ配達員が挙げられます)。こうしたワークスタイルで働く個人、活用する企業の市場がスポットワークマーケットです。
〇マーケットの現状
個人)働き方改革による残業規制、コロナ禍による休業や勤務時間減少で、追加就労意欲が増大
企業)生産性向上観点から、ムダやムラのない=必要な時に必要な人数を配置する人件費最適化の高まり
技術)タイムリーかつオンデマンドなマッチを提供するスポットワーク求人事業者の参入
スポットワーカーは、コロナ禍を契機に急増、今後さらに広がりを見せていくことが予見されます。
〇定点観測する意義
総務省統計局の「労働力調査」では、2018年からILO基準の「未活用労働指標」を導入しました。例えば、その中にある「追加就労希望就業者」は「広義の失業者」とも言われる労働者です。現状の就労に追加してスポットで働くことは、労働者の収入安定、すなわち広義の失業率の改善につながります。一方、マクロ的に捉えると、潜在的な労働力活用は国力の向上に寄与することになります。こうした社会的意義と接続する観点から、本マーケットを定点観測し、市場規模の動向、有益なトピック、内在する課題などを可視化するデータレポートを発信しています。
2025年12月度より、以下のように集計対象を変更しております。2025年11月度までの調査における数値とは差異が出ますので、ご留意ください。
- 2025年3月度以前:「ショットワークス」に掲載された求人情報
- 2025年4月度以降:「ショットワークス」、「ショットワークスコンビニ」に入稿された求人情報
単発バイト求人サイト「ショットワークス」2022年1月~2026年1月データ
総務省統計局「労働力調査( 詳細集計)2025年(令和7年)10~12月期平均」
リクルート「アルバイト・パート募集時平均時給調査」
◆本件に関するお問い合わせ先
担当 :和田
※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。
