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【2026年7月度】短時間・単発で働くスポットワーク求人倍率は5.48倍
多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所( https://tsuna-ken.com/ 拠点:東京都中央区/所長:大野博司)」は、ここ数年で広がりを見せる「短時間・単発で働くスポットワーカーの市場」について定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」を毎月発表しています。
本レポートでは、2026年7月度最新データについて、とりまとめましたのでご報告いたします。
2026年7月度のスポットワーク求人倍率は5.48倍となり、前月差では0.06ポイント低下しました。求人数は前月比で微増となったものの、求人倍率は前月から小幅に低下しました。
一方、前年同月差では1.63ポイント上昇し、26か月連続で前年同月を上回りました。前年を大きく上回る水準が続いています。
2026年7月度のワーク数は、前月比12.0%増、前年同月比7.5%減となりました。
職種別にみると、前月比では「コンビニスタッフ」が54.6%増、「倉庫内・軽作業」が32.0%増、「運送・ドライバー」が5.7%増となり、主要3職種すべてで前月を上回りました。
一方、前年同月比では、「コンビニスタッフ」が3.6%減、「倉庫内・軽作業」が30.6%増、「運送・ドライバー」が62.7%減となり、職種によって異なる動きがみられました。
ワーク数全体では前月から増加した一方、前年同月を下回っており、前年同月比では職種によって増減に大きな差がみられる結果となりました。
2026年7月度のスポットワーク平均時給は1,266円となり、前月差で15円上昇しました。一方、前年同月差では52円低下しており、2025年にみられた高水準の時給相場と比べると、やや落ち着きがみられる結果となりました。
地域別にみると、すべてのエリアで前年同月を下回っており、特に関西圏では76円低下と下落幅が大きくなっています。平均時給は前月から上昇したものの、前年同月を下回る状況が続いています。
〇スポットワークマーケットの定義
スポットワークとは、短時間・単発で働く「継続した雇用関係」のない働き方を指します。その中でも、雇用契約を結ばない“ギグワーク”と、単期雇用契約を結ぶ“単発バイト”の2種類に分類されます(ギグワークの代表例として、ウーバーイーツ配達員が挙げられます)。こうしたワークスタイルで働く個人、活用する企業の市場がスポットワークマーケットです。
〇マーケットの現状
個人)働き方改革による残業規制、コロナ禍による休業や勤務時間減少で、追加就労意欲が増大
企業)生産性向上観点から、ムダやムラのない=必要な時に必要な人数を配置する人件費最適化の高まり
技術)タイムリーかつオンデマンドなマッチを提供するスポットワーク求人事業者の参入
スポットワーカーは、コロナ禍を契機に急増、今後さらに広がりを見せていくことが予見されます。
〇定点観測する意義
総務省統計局の「労働力調査」では、2018年からILO基準の「未活用労働指標」を導入しました。例えば、その中にある「追加就労希望就業者」は「広義の失業者」とも言われる労働者です。現状の就労に追加してスポットで働くことは、労働者の収入安定、すなわち広義の失業率の改善につながります。一方、マクロ的に捉えると、潜在的な労働力活用は国力の向上に寄与することになります。こうした社会的意義と接続する観点から、本マーケットを定点観測し、市場規模の動向、有益なトピック、内在する課題などを可視化するデータレポートを発信しています。
単発バイト求人サイト「ショットワークス」2022年7月~2026年7月データ
総務省統計局「労働力調査( 詳細集計)2026年(令和8年)4~6月期平均」
◆本件に関するお問い合わせ先
担当 :和田
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