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ツナグ働き方研究所

Research Report 調査 / 研究 一覧

【2020年10月実績】労働市場データ 2020年12月

12月頭に公表された内容をもとに、有効求人倍率や失業率・平均賃金の推移など労働市場に関するデータをまとめました。
P5:就業構造・雇用構造

■就業者数は6,694万人(前月比+5万人、前年同月比-93万人)。

■男性の就業者数は、前月比-6万人、前年同月比-46万人の3,704万人。前月比で正規数+2万人、非正規数+14万人と、ともに増加。

■女性の就業者数は、前月比+11万人、前年同月比-47万人の2,990万人。特に非正規数が前月比+17万人と、6か月連続で増加している。


P7:非正規数・率 推移

■非正規数は2,111万人(前月比+32万人、 前年同月比-85万人)、役員を除く雇用者に対する非正規率は37.4%。


P10:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍 (前月比+0.01ポイント、前年同月比-0.54ポイント)。

■1月から9か月連続で低下していたが、コロナ禍以降で初めてプラスに転じた。

■10月は企業からの有効求人が前月から2.2%増、働く意欲のある有効求職者は1.1%増加。


P11:求人倍率 パートタイムの求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.11倍、前月比-0.01ポイント、前年同月比-0.62ポイント 。

■有効求職者数は710,265人(前月比+14,862人、前年同月比+ 87,711人)と、ともに4か月連続で増加。


P12:求人倍率 正社員の求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■求人倍率(季節調整値)は0.80倍(前月比+0.02ポイント、前年同月比-0.33ポイント)。5か月連続で1倍割れ。


P13:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(職業別)

■「接客・給仕の職業」は1.75倍(前年同月比-2.04ポイント)、「飲食物調理の職業」は1.67倍(同-1.67ポイント)と大幅な減少。


P15:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 受理地別

都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は福井の1.49倍、最低が沖縄の0.66倍。

■福井が7か月連続で全国1位。福井労働局によると、GoTo事業による来県者増と観光シーズンが重なったことが、求人増に影響しているとのこと。


P16:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 就業地別

■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井の1.58倍、最低は沖縄で0.73倍。

■東京都や大阪府が7月から4か月連続で1倍を切った。福岡県も5か月連続で1倍を割り込むなど都市部で厳しい情勢が続く。


P17:失業率推移

■3.1%と前月比+0.1ポイント、前年同月比+0.7ポイント。

■完全失業者数は215万人(前月比+5万人、前年同月比+51万人)。

■休業者の実数値は170万人と前月から27万人減り、19年11月以来の低水準となった。


P18:求人広告掲載件数

■求人広告掲載件数は、職種別分類別で767,918件(前年同月比-48.9%)。

■雇用形態別では、670,356件・前年同月比-51.2%。全体の7割を占める「アルバイト・パート」が前年同月比-49.8%の縮み。


P19:均賃金の推移 平均賃金の推移(アルバイト・パート)

■三大都市圏の平均時給は1,088円(前月比-3円、前年同月比+14円)。首都圏・東海・関西すべてのエリアで前年同月比プラス。

■職種別では「事務系」が(前年同月比+18円、増減率+1.6%)2006年1月度の調査開始以来過去最高。


P20:均賃金の推移 平均賃金の推移(派遣)

■三大都市圏の平均時給は1,708円(前月比+18円、前年同月比+84円)。


◆本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当 :和田
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