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ツナグ働き方研究所

Research Report 調査 / 研究 一覧

【2020年4月実績】労働市場データ 2020年6月

6月頭に公表された内容をもとに、有効求人倍率や失業率・平均賃金の推移など労働市場に関するデータをまとめました。
P5:就業構造・雇用構造

■就業者数は6,628万人(前月比-72万人、前年同月比-80万人)。

■男性の就業者数は、前月比-19万人、前年同月比-27万人の3,698万人。特に非正規数が前月比-36万人と減少。

■女性も減少傾向にあり、前月比-53万人、前年同月比-53万人の2,930万人。正規数は同+38万人と増加するも、非正規数は同-94万人の減少。


P7:非正規数・率 推移

■非正規数は2,019 万人、役員を除く雇用者に対する非正規率は 36.2% 。比較可能な2014年1月以降で下落幅は過去最大。

■新型コロナウイルスによる雇用情勢の悪化が、パート・アルバイト・派遣社員などの非正規数に大きな影響を与えている。


P10:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍(前年同月比-0.31ポイント、前月比-0.07ポイント)と減少。

■2016年3月以来、4年1カ月ぶりの低水準となり、製造業、卸売業・小売業、宿泊・飲食サービス業など幅広い業種で求人が減少。

■新型コロナウイルスの感染拡大により、休業や雇い止めの動きが多く見られ、雇用への影響が鮮明に。


P11:求人倍率 パートタイムの求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.44倍、前年同月-0.36ポイント、前月-0.07ポイント。

■新型コロナウイルスの影響により、有効求人数が839,403件(前年同月-253,413件、前月-109,708件)と大幅減少。


P12:求人倍率 正社員の求人・求職及び求人倍率の推移(全国)

■求人倍率(季節調整値)は0.98倍(前年同月比-0.17ポイント、前月比-0.05ポイント)と減少。

■1倍割れは、2017年6月の0.99倍以来、2年10カ月ぶり。


P13:求人倍率 求人・求職及び求人倍率の推移(職業別)

■新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、飲食店などサービス業では消費者が利用を控える動きから前年比-1.27ポイント。


P15:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 受理地別

■都道府県別の有効求人倍率(受理地別/季節調整値) 最高は福井の1.88倍、最低が沖縄の0. 91倍。


P16:求人倍率 都道府県・地域別 有効求人倍率 就業地別

■都道府県別の有効求人倍率(就業地別/季節調整値) 最高は福井の1.94倍、最低は沖縄で1.01倍。

■3か月連続ですべての都道府県で2倍を下回る。


P17:失業率推移

■2.6%で前月と同水準。17年6月から35か月連続で2%台。

■完全失業者数(季節調整値)は189万人(前年同月比+13万人、前月比+13万人)と増加傾向。

■4月の休業者数は過去最多の597万人で、潜在的な失業が広がっている。


P18:求人広告掲載件数

■求人広告掲載件数は、職種別分類別で994.1万件(前年同月比37.4%)。

■雇用形態別では、911.2万件・前年同月比37.9%。全体の7割を占める「アルバイト・パート」が前年同月比38.8%の縮み。


P19・20:平均賃金の推移 平均賃金の推移(アルバイト・パート/派遣)

■アルバイト・パート…三大都市圏の平均時給は1,075円(前年同月1,047円)。

■派遣…三大都市圏の平均時給は1,607円(前年同月1,633円)。

■4月から大企業に同一労働同一賃金が適用されたことにより、対前月比で三大都市圏の賃金が増加している。


出典

・総務省統計局「労働力調査」

・厚生労働省「一般職業紹介状況」

・全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果」

・株式会社リクルートジョブズ

「アルバイト・パート募集時平均時給調査」
「派遣スタッフ募集時平均時給調査」


※データの一部を抜粋しております。全文は、下記よりダウンロードください。


◆本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当 :和田
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