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ツナグ働き方研究所

03 COLUMN2019.03.13

  • コラム

    【応募殺到「神採用」の10ヵ条】
    -その3- 辞退者へも再度アタックせよ!

    働きたい人1人あたりに、仕事がいくつあるのかを示す有効求人倍率…。
    採用の難易度を示すこの数値は、今や1・6倍を突破。バブル期を超える空前の人手不足時代が到来しています。
    とはいえ、意外なことに、このような完全な売り手市場においても、お金をかけずにアルバイト採用を成功させている職場はけっこう存在します。
    そこで今回は、当たり前すぎて力を入れていなかった「灯台下暗し」的な方法から、「え? そんな方法で採用できるんだ!」という変化球的なノウハウまで、アルバイト採用の勝ち組が実践している手法を紹介していきましょう。
    必要なのは、お金ではなくアイデアでした。

    元リクルートで求人媒体の統括編集長を経験し、さらにはツナグ働き方研究所において求職者調査や各社への取材を通して蓄積した知見をもとに、実例を交えてシリーズ全10回に分けてそんな「神採用」とも言えるアルバイト採用手法をご紹介します。
    面接で「いいな」と思ったのに内定辞退……。でもあきらめない!

    このご時世、募集を出しても出しても、応募はなかなか集まりません。そのうえ、せっかく応募があっても面接のドタキャンが多発。面接までたどり着く応募者は希少です。

    そんな状況で、やっと会えた応募者が、礼儀正しくて会話もハキハキとして好印象だったら……。即採用!?ですよね。ここまでの苦労がやっと報われた気持ちになることでしょう。


    ところが、これで一件落着とはいかないのが今の採用環境。やっと決まってホッとひと息ついたのも束の間、内定を辞退されることも当然あるわけです。


    内定を出してから勤務開始まで間が空いてしまったり、面接で応募者のハートをしっかりつかみきれていなかったり……。いくつかの要因によって、内定者の『ここで働きたい』という熱は簡単に冷めていきます。面接の際に役立つ神ワザは、後述させていただきますが、いずれにしてもやっとめぐりあった期待の新人(候補)が、職場にやってこないというのはショックな事態でしょう。


    しかし、ここからが神採用のポイント。ひと言でいえば、採用する側があきらめなければいいのです。


    そもそも『ここで働きたい』という熱が簡単に冷めてしまうのはなぜか。アルバイトを探している求職者の仕事や職場への意識は、「ここがいい!」ではなく、「ここでもいいかな……」というのが実態だからです。


    我々、ツナグ働き方研究所の調査によると、面接をキャンセルした理由として圧倒的に多いのが「より興味がある他社で採用が決まったから」「その企業・店舗に興味がなくなったから」です。面接のドタキャンが後を絶たないのは、アルバイト求職者のもともとの動機の弱さがベースにあるのです。

    また、入社後の離職率は、半年以内で50%を超えるという調査データがあります。よく新卒社員が3年で3割も辞めてしまうという報道を耳にしますが、アルバイトの離職率はその比ではありません。この離職傾向も、彼らの「ここがいい!」ではなく「ここでもいいかな……」という意識と大きく関係しているわけです。

    こう聞いて、肩を落とす必要はありません。逆にいえば、あなたのお店の採用を辞退して、ほかにいってしまった内定者が、その職場で充実した日々を送っているとはかぎらないとも考えられるわけです。


    まわりくどくなってしまいましたが『あきらめなければいい』というのは、内定を辞退した人に対して、一定期間が経ったあとに再アプローチをしてみましょう、という提案なのです。入社したものの、その職場で悶々としている場合には、こちらからのアプローチが「救いの声」に聞こえる可能性が十分にあるわけです。


    ここで留意すべきポイントが2つあります。1つめはアプローチのタイミング。あまりに期間が短いのも考えもの。1カ月経ったあたりが狙い目です。

    もう1つは、アプローチする際の言い方です。

    あからさまにスカウトするのではなく、あくまでもさりげなく「どう、頑張ってる?」くらいの会話からはじめることをおすすめします。


    【神事例3】めげずに辞退者に電話をかけた、イタリア料理店のハッピーエンド

    じつは、この神ワザは、ある採用コンサルタントの講演で聞いたものです。その際、「もはや採用も恋愛と同じような域に達しているなぁ」と思いながらメモをとっていたのを記憶しています。

    その講演から間もなく、「これは使えるかも!」という状況に直面しました。


    私がよく利用させてもらうカジュアルなイタリアンレストランで、オーナーシェフが残念そうに、接客スタッフとして内定を出したフリーターに逃げられたという話をしていたのです。


    私はさっそく、この神ワザの話をしてみました。最初は「今さら連絡するのってどうかな」と腰が引け気味だったオーナーでしたが、前述した求職者意識を説明していくうちに、その気になったようでした。後日訪れた際、結果を確認すると、なんと翌週からそのフリーターが勤務する予定とのこと。条件のいいほかのビストロで働きはじめたものの、頑固なシェフと気が合わずに悩んでいたようなのです。

    まさに教科書どおりのエピソードで、すごく記憶に残っています。


    今回ご紹介した「神ワザ」を含むノウハウをご紹介

    現場ですぐにでもできる「神ワザ」を30個にまとめました。

    『パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド』(かんき出版)


    第1章 求人誌に広告を出さなくても応募は来る! 採用費ゼロを実現する驚きの手法

    第2章 求人広告にひと手間かければ、時給を上げなくても採用できる!

    第3章 ドタキャンがなくなる! 採用につながる! 面接時に役立つ魔法のテクニック

    第4章 定着してこそ「神採用」のゴール! アルバイトが辞めなくなるちょっとしたコツ

    特別付録1 誰でもわかる「HRテック」講座

    特別付録2 ダウンロードして使える!「採用お助けツール」集


    ※Amazonで販売中!

    https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476127400X/


    ◆本件に関するお問い合わせ先

    ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
    担当 :和田
     ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。