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ツナグ働き方研究所

【多様な働き方を研究するコラム】最新!アルバイト採用ブランド力ランキング発表!

「コロナケア志向」から「仕事内容本位志向」へとシフト

ツナグ働き方研究所では、毎年、「アルバイト採用ブランド力ランキング」を発表しています。今回のツナコラムは、その最新ランキングを報告させていただきます。


ちなみに、「アルバイト採用ブランド力ランキング」とは、全国のアルバイト求職者16~69歳1,200人を対象に、我々が独自の視点から開発した「採用力」を評価指標として、どのアルバイト先が魅力的なのかを測ったランキングです。


さて、コロナ禍も3年が経過した中、アルバイト探しの傾向はどうなっているのか、また人気のアルバイト先はどこなのか、さっそく見てみましょう。


アルバイトを選択する際に重視する項目は、【安全】と【場所】という結果でした。重視項目の順位をみると2021年調査とほぼ変動なく、一見、ウィズコロナにおけるアルバイト探しのスタンダードが確立してきたようにみえます。


しかし、調査結果を細かく分析すると、コロナ禍3年が経過し、徐々にビフォーコロナの生活を取り戻しつつある中での傾向も垣間見えます。【安全】は最重視項目ながらスコアを落とし、同じ部類の項目である【環境】もスコアダウン。「コロナケア」を意識した項目のスコアが一気に低下しているのです。


一方で、【仕事/現実】=「自分でも働けそう」、【仕事/理想】=「仕事内容に興味がある」といった「仕事内容自体を重視」するスコアが上昇しています。


これはグッドニュースだと思いました。コロナを気にすることなく、働くこと本来の醍醐味を意識できるーー。これって、嬉しくないですか。アルバイト探しの傾向からも脱コロナのトレンドが感じられます。


100円ショップ強し!2年連続でダイソー、セリアがワンツーフィニッシュ!

特に、今回のブランドランキングのポイントになっているのが【仕事/理想】=「仕事内容に興味がある」という項目。実は、上位にランクインした職場はすべてこのスコアが高いのです。これからのアルバイトブランドにおいて、カギを握る項目になってくるかもしれません。


 


そんな中で1位を獲得したのが「ダイソー」。2位が「セリア」で「100円ショップ業界」が昨年に続きワンツーフィニッシュ。ここ数年、アルバイトの職場としての絶対王者となっている感があります。


100円ショップは、“100円というシンプルな価格ラインナップ⇒働きやすいイメージを喚起させる絶対的な強み”を持っているのが大きなアドバンテージです。


一方で、今回調査でのポイントだと指摘した「仕事内容に興味がある」の評価も大きく上昇しています。これは、“アイデア商品の宝庫というイメージ⇒商品への興味から働いてみたいという気持ち”を高めているからです。


つまり100円ショップは、その業態の特徴を磨き続ける努力が、イコール、求職者への魅力を増大させる構造を確立しつつあるのです。これは強いですよね。


クスリのアオキが5位に躍進するなど、ドラッグストアの健闘が目立つ!

ランキング3位は、昨年6位からさらに順位をあげた「カルディ」。このブランドも仕事関連項目のスコアが突出しています。都心部、ショッピングモール、駅前などさまざまなシーンに出店していることでの親しみやすさと、“食の100円ショップ”とでもいうのか、まさにアイデア商品の宝庫であることが、仕事への興味度を高めているようです。


4位は「イオン」。3年連続3位と、安定の人気を誇っています。「イオン」の特徴は各項目への評価が総じて高く、求職者にとってバランスのとれた職場というイメージが定着しているのでしょう。


 


さて、今回の調査で特筆すべきなのが、ドラッグストア業界の健闘です。


5位の「クスリのアオキ」、トップ10外ながら順位をあげた「ウエルシア」など躍進が目立ちます。特に「クスリのアオキ」は、昨年14位からのジャンプアップとなり、ドラッグストア業界の中でもトップの座につきました。


「クスリのアオキ」は、2022年の店舗増加率が業界上位30チェーン中で最も高いんですよね。この攻めの経営方針が一気にメジャーイメージ獲得につながったようです。また「生鮮食品も扱うドラッグストア」の出店を増やしており、スーパー的な業態イメージが付加されたことも奏功しています。


商品バリエーションが増えたことで「自分でも働けそう」と、「仕事内容に興味がある」という、本年度のトレンド「仕事関連項目」のスコアが高まっています。ドラッグストア業界は、100円ショップに続き今後のアルバイトブランドの主役になっていくかもしれません。


2023年のアルバイト市場はいかに

2023年は、さらにコロナ禍に終止符が打たれたような空気感が漂ってきていますよね。


2019年に3188万人だったインバウンドは2021には25万人にまで激減しましたが、昨今は月間100万人を超える勢いで復活してきています。宿泊業や飲食業が人手不足になるのは間違いありません。


特に飲食業界は、もとはアルバイトの王道ともいえる業界です。忙しすぎると、それはそれで敬遠されることもありますが、活気が戻って来る中、人気を取り戻してほしいなぁ、と個人的には期待するところです。動向を見守っていきましょう。


◆本件に関するお問い合わせ先

ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
担当 :和田
 ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。