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ツナグ働き方研究所

01 RESEARCH REPORT2016.06.03

  • 調査/研究

    【2016年アルバイト採用プロセス行動調査】
    応募者が『ブラックバイト判定する』3つの鬼門

    ツナグ働き方研究所(株式会社ツナグ・ソリューションズ/本社:東京都/社長:米田光宏)が実施した「アルバイト&パート採用プロセス行動調査2016」で、応募者が応募から面接に至る行動傾向を調査しました。その調査において、「ブラックバイトなのか?違うのか?」を応募者が見極めるために用いている3つのチェックポイントが存在することがわかりましたので、抜粋してお知らせいたします。

    応募者が【ブラックバイト判定する】3つの鬼門とは!? - 採用担当者が知るべき応募者の行動心理 -

    鬼門1『応募電話』■スマホ普及で応募は電話回帰。雑な電話対応だと応募者瞬殺!
    鬼門2『職場下見』■応募者の5割が面接前に下見!リアルな職場環境がモロばれの時代!
    鬼門3『面接本番』■応募者側もアナタを見ている!面接官の上から目線に5割が不満!
    調査・分析担当者より ツナグ働き方研究所 所長:平賀充記

    空前の採用難となった昨今、貴重な応募者を採用に結びつけるためのキーワードは「対応スピード」だと言われています。今回の調査で、「対応の丁寧さ」がスピードと同様に、極めて重要であることが分かりました。


    ブラックバイト報道が過熱する中、応募者はブラックというキーワードに過敏に反応し、実際に勤務するよりも前に応募先が「ブラックなのか?違うのか?」を見極めようとしているのです。


    その見極めチェックポイントは「応募電話」・「職場下見」・「面接本番」の3つ。それぞれのポイントでの雑な対応や高圧的な対応が、たとえ悪意がなかったとしてもブラック判定される可能性が高いのです。ただでさえ忙しい採用担当者にとって、スピーディな対応だけでなく、丁寧な対応もプラスしなければならない。まさに採用の「鬼門」と言えます。


    ■鬼門1『応募電話』

    いま応募者の6割が電話で応募!
    スマホ普及で「ネットで検索→電話で応募」が主流になる中、雑な対応だと応募者瞬殺! 応募時の電話対応で、応募者は店長の人柄や職場の雰囲気を推測!

    仕事探しで利用した情報媒体(※1)についてのリサーチでは、「ネット媒体」(46.0%)が1位。しかも「紙媒体」(23.4%)のダブルスコアを獲得する結果になりました。学生にフォーカスすると「ネット媒体」利用86.2%、「紙媒体」利用はわずか5.7%という数字が出ています。まさにスマートフォン(以下スマホ)の普及で、仕事探しは、完全にネット時代を迎えているようです。


     


    このスマホ普及が、応募行動にも変化をもたらしていることは容易に想像できる範囲。しかし、本格的ネット検索時代で応募手段もWebメールが主流になるかと思いきや、応募者全体の61.1%(※2)が「電話」を利用している事実があります。


    つまり、応募はデジタル化せず、むしろアナログな電話応募に回帰しているのです。紙媒体利用者はもちろん電話で応募するのでしょうが、主流となったネット媒体利用者も62.8%が電話で応募しています。つまり「PC端末としてのスマホ」でネット検索し、気になる求人情報が見つかれば、「電話端末としてのスマホ」でそのまま電話番号をタップし応募をしているのです。自分の氏名・ふりがな・生年月日・電話番号・メールアドレス…これらをスマホ上で入力するよりも、直接口頭で話したほうが手っ取り早いというわけです。


    そして、この電話応募回帰がもたらしたのが、電話対応で、応募先がブラックなのか?違うのか?を確かめる『ブラック度チェック』です。


    たとえば電話口のスタッフに、「横柄な態度をされた」「電話してもなかなかつながらない」「忙しい時間帯だったのか迷惑そうな感じだった」…このようなことがあると、ただでさえ『ブラック』に過敏な最近の応募者は「ここで安心して働くことができるのか?」という不安を抱き、この電話だけで応募自体を止める可能性もあるのです。


    「応募時の電話・メールの対応が不満だったから」面接をキャンセルしたのは15.4%とそれほど高くないものの、逆に、応募者に関する簡単な確認と面接設定というシンプルなやりとりの中で、応募者が不満を抱き面接に行く気持ちを失くさせてしまう…というのはスコア以上に痛いコミュニケーションだと捉えるべきでしょう。スマホの普及は応募者に対して、利便性だけでなく安心して働けそうかをチェックする判定機会を、図らずも提供することとなりました。採用担当者にとっての「第一の鬼門」はテクノロジーの進歩から生まれたのです。


    ■鬼門2『職場下見』

    応募者の約半数が面接前に下見に行っている!
    口コミサイト全盛時代、しかも盛り目な求人広告だけでは半信半疑!
    ググって調べて、さらに直接下見に!リアルな職場環境がモロばれの時代!

    第一の鬼門を突破し、無事応募者と面接の日時が決まっても安心はできません。かねてから最近の応募者は、応募した職場を下見しているらしいとの声が聞こえていたので、今回の調査でその質問を取り入れました。


    面接に行く前に応募先へ下見に行ったことがあるか(※3)という質問に対して「ある」と回答した応募者が51.2%。なんと、過半数以上の応募者が応募先を下見に行っていました。これは想像を大きく上回るスコアです。クチコミサイトやランキングなど、客観評価から情報を収集し選択することが一般化してきたことも手伝い、ネットで細かく調べて、さらに最終的には自分の目で「職場」を確かめる応募者が増えているのです。


    下見の際のチェックポイント(※4)は圧倒的に「店・勤務場所の雰囲気」(55.3%)。「忙しすぎないか?」・「店長さんはピリピリしてないか?」などのブラック要素をはじめ、飾られていない「職場の素顔」をチェックしているのです。しかも営業時間中、いつチェックされるかどうか分からない、非常に厄介なステルスのような鬼門と言えます。


    結果「イメージと異なっていたから」という理由で面接をキャンセルした応募者が9.8%。下見した応募者ベースでは約2割がこの段階で離脱しているのです。実はその異なるイメージは求人広告によって膨らまされています。盛り目の求人広告を出しても、結局のところ職場下見でバレてしまう時代だということ。これは求人広告を鵜呑みにできないという応募者を増やし、その意識がさらに下見を増やすという循環に繋がっている図式になっているのではないでしょうか。


    そういった点で、第二の鬼門は全てではないにせよ、採用担当者自らがつくり出した鬼門といえるかもしれません。ゆえに、改めて求人広告の内容を見直す必要がありそうです。


    ■鬼門3『面接本番』

    いうまでもなく面接は、応募者にとって「ブラックバイト判定」最終関門!
    いちばんダイレクトな場面で、応募者側もアナタをしっかり見ている!
    面接官の上から目線に5割が不満!逆に動機付けでヤル気アップ!

    我々の2年前の調査では、応募から面接に至る確率は約50%。人手不足がさらに深刻化し、さらには「ブラック」判定が進む今となっては、このスコアはさらに低下しているでしょう。そんな中、いくつものチェックポイントを飛び越え、面接を約束した日時に応募者が現れればホッと一息…と、実はそんな余裕はなく、ここにきて最大のチェックポイント「面接」が現れるのです。


    アルバイト・パートの面接時に不満に思ったことがあるか(※5)を聞いたところ、「不満に思ったことがある」応募者が50.7%。2人に1人はなんらかの不満があるという結果です。その理由(※6)は、最も多かった回答が「面接官の態度が上から目線だった」(48.8%)。次いで「面接官が親切ではなかった」(26.2%)「面接官の態度が怖かった」(23.8%)と、ほぼ不満は面接官に集中していることが分かります。


    そもそも「雇う側」と「雇われる側」なので、面接官と応募者が対等の関係であるは思っていない前提だとすれば、このスコアは非常に高いと思われます。面接官イコール店長さんなどその職場の責任者であることがほとんどでしょう。その職場のラスボス自体の見極めが、応募者がブラックかどうかをチェックする最大の要素なのです。また、そうであるがゆえに一挙一動なひときわ厳しくチェックされるのかもしれません。


    この第三の鬼門である面接は、一方で、うまく活用すると鬼門ではなく、チャンスの場に変わるステージでもあります。合格の判断をしたら、そこから動機付けができる非常に有効な場なのです。面接時の対応で「働きたい」という気持ちが強くなったことを聞いたところ(※7)、「仕事に対する説明を十分にしてくれる」が89.5%で第1位。こちらから質問を浴びせるだけでなく、ぜひ面接時間は1時間くらい確保し、仕事内容の説明や応募者からの質問に丁寧に回答してあげてください。


    採用辞退を回避できる確率がグッと上がります。応募者の眼に高圧的なブラックキャラに映るか、頼りがいのあるリーダーに映るか、まさにこのあたりの対応が分かれ目。また同じ質問に対し「面接の場で採用と伝えられること」という回答が72.7%。面接即決は「ここで頑張りたい」という応募者への動機づけに繋がることがわかりました。


    ◆本件に関するお問い合わせ先

    ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
    担当 :和田
     ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。