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【2018年アルバイト採用ブランド力調査】
人手不足に打ち勝つヒントが見える・アルバイト採用ブランド力
総合第1位はスターバックス コーヒー
1.アルバイト採用ブランド力総合第1位はスターバックス コーヒー。
2.仕事探しの際に、最も重視する項目は、「通いやすい場所にある」で79.8%。
3.学生第1位はコメダ珈琲店。主婦第1位は総合1位と同じくスターバックス コーヒー。
パートの有効求人倍率が1.82倍(2018年7月)と、空前の人手不足と言われる状況が続いている日本。給与も高騰、待遇も改善され、条件面での差別化が難しくなっている中で、求職者は「職場の魅力」を応募の判断基準にする傾向が強くなってきました。
加えて、日本の求人業界へindeedに次ぐ黒船として新規参入が噂され始めたGoogleの求人サービス『Google Fore Jobs』も「職場の魅力」を応募判断基準の柱において展開し、現在海外14か国にまで広げています。このサービスは、GoogleのAIが求職者の意思決定に必要と考える「口コミ」「第三者機関の評価」「給与相場」など、従来の求人情報以外の判断材料をクロールすることで、再編集して提供しています。まさに各職場の職場力がものをいう「採用ブランド力」がこれからの求人効果を左右すると言っても過言ではないでしょう。
そこで今回ツナグ働き方研究所では、単なる「人気ランキング」ではなく、求職者がアルバイトを探すときに重視する項目をベースに、アルバイト採用ブランド力としてランキング化しました。人手不足に悩むアルバイト採用の現場に対して、「採用ブランド力」向上に向けた何らかの示唆につながれば幸いです。
今回の調査で最も採用ブランド力が高いと評価されたのは、スターバックス コーヒーという結果になりました。2位は僅差でDEAN&DELUCAが獲得。次いで3位にマクドナルド・4位東京ディズニーリゾート・5位スープストックトーキョーがランクインしました。
求職者がアルバイト先を探すときに重視する項目を聞くと、最も高いスコアだったのは「通いやすい場所にある」で79.8%という結果でした。
次いで「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」73.3%。さらに、「安心して働けそう」67.3%・「給与・待遇が良さそう」64.9%となっています。
学生では、第1位はコメダ珈琲店となりました。2位はスープストックトーキョー・3位は東京ディズニーリゾート。上位5位は比較的僅差の結果となっています。
アルバイト先を探すときに最も重視する項目は、「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」で65.9%でした。総合重視度が最も高かった「場所」よりも、「仕事内容」が上位にきています。
次いで「安心して働けそう」「給与・待遇が良さそう」となっています。上位5つまではあまり重視の
主婦において採用ブランド力が最も高いと評価されたのは、総合編同様スターバックス コーヒーという結果でした。2位はザ・ダイソー。次いで3位に東京ディズニーリゾート・4位マクドナルド・5位無印良品がランクインしています。
アルバイト先を探すときに最も重視する項目は、「通いやすい場所にある」ことで94.5%。これは、全体の79.8%と比べて+14.7ポイントも高く、家事育児に追われる主婦にとって、働く場所の重要性が際立つ結果となりました。
次いで「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」80.4%、「安心して働けそう」71.5%となっています。
●今回のランキングは、下記のプロセスによって編成されています。
・対象は、アルバイト先として代表的なサービス業40ブランド。
・「アルバイトを探すときの重視項目」を調査したうえで、その「重視項目」を「仕事」「時間」「安全」「場所」「給与」「仲間」「成長」「環境」という8つの因子としてグルーピング。
・8因子の重視度に応じて加重値を算出。
・上記40ブランドの8因子ごとの評価をスコア化、加重値を掛け合わせランキング化。
・評価ポイントの合計値が高いブランド=採用ブランド力力が高い=人材調達力が高いと認定。
●今回、単なる「人気ランキング」でなく「採用ブランド力ランキング」というアプローチとしたのは、人材調達力とその要因を可視化することで、人手不足に悩むアルバイト採用の現場に対して、採用ブランド力向上に向けた何らかの示唆につながらないかという思いからです。
●今後も、求職者や就業中のスタッフへの意識調査等により、「採用ブランド力向上」に向けた知見を提供していきます。
※なお、2017年5月リリースの調査から、対象ブランド・重視項目・因子について、現状を鑑みブラッシュアップを図っています。
調査期間:2018/4/20~2018/4/24
調査対象:アルバイト・パートに直近で接点がある全国の18~66歳までの1,082人
調査方法:インターネットによるアンケート
◆本件に関するお問い合わせ先
担当 :和田
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