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いま求職している人のうち7割が就業中!サクッと稼げる副業ニーズ高まる!
【コロナ影響を紐解く調査④】コロナ起因の求職意識調査
1.3000人中約700人が求職活動している!求職中の7割は、いまも就業中の人
2.外出せず気軽にできるデータ入力やテープ起こしなどの「デジタル内職」がいちばん人気
3.仕事に就きたい理由は、「さっくり副業で稼げそう」と「採用されやすそう」
無作為抽出をした全国の16~69歳3,000人に現在求職活動をしているかを聞いたところ、現在求職中の人は23.9%にあたる718人。なんと4分の1にあたる人が仕事を探しています。またその700名のうち、現在、正社員として働いている人が42.0%、アルバイト・パートなどで働いている人が28.3%。就業中にも関わらず仕事を探す人が約7割にのぼります。仕事を探す背景は「お金がほしい」「家族の収入を補いたい」という経済的理由が78.7%。コロナで生活が苦境に直面している様子が浮かび上がってきます。
どんな仕事を探しているか聞いてみたところ、データ入力・テープ起こし・塾の採点業務・調査モ二ターといった「オンラインの在宅業務」が25.5%でトップ。外出せずに気軽にできる、いわゆる「デジタル内職」に人気が集まっています。次いで、医療・スーパー・ドラッグストア・配達員といった我々の生活インフラを守ってくれている「エッセンシャルワーカー」職の合計が19.0%。ちなみに売上激減にともない募集は減っているにも関わらず「飲食/フード」が11.7%と上位にランクイン。
その仕事に就きたい理由も聞いています。「副業として足しにできそう」21.9%、「人手が足りなさそうで、雇ってもらいやすそう」19.0%と、仕事に就きたい理由は大きく二分されています。現在就業中の人が多い、オンラインの在宅業務が人気、という結果と合わせてみると、コロナ禍においてサクッと稼げる副業ニーズが高まっていることが浮き彫りになってきます。またエッセンシャルワーカーに就きたい人が多いのは、雇ってもらいやすそうというハードルの低さがその理由のようです。
調査期間:2020/5/19~5/26
調査対象:スクリーニング:全国の15歳~69歳の男女3000人
本調査:上記3000人中、現在求職活動を行っている718人
調査方法:インターネットによるアンケート
有効回答:695名(男性288名・女性407名)
◆本件に関するお問い合わせ先
担当 :和田
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