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学生・主婦・シニアが選ぶ、初めてのアルバイト先ランキング
【2019年アルバイト採用ブランド力調査・特別編】
1.学生・主婦・シニア、ともに1位はセブン-イレブン。ローソン・ファミリーマートも5位以内に
2.選ぶ理由様々…学生「家から近い」/主婦「仕事難しくなさそう」/シニア「自分でもできそう」
1.学生・主婦・シニア、ともに1位はセブン-イレブン。ローソン・ファミリーマートも5位以内に
『アルバイトデビューしやすそう』と思うブランドについて聴取したところ、1位は学生・主婦・シニアともに、セブン-イレブンが1位を獲得【図1】【図2】【図3】。
2位以降の順位は異なるが、コンビニ3社が上位5位以内に入る結果となった。ローソン(学生2位、主婦3位、シニア4位)、ファミリーマート(学生3位、主婦2位、シニア3位)となっている。
その他、共通して10位以内にランクインとなったのは、ダイソー(学生7位、主婦6位、シニア6位)だった。
学生は、トップ10位以内にはファストフード系の外食が並んだ。
選択した理由の多くは共通しており、「家から近くてよく行くから」・「商品が美味しいから」と身近なことが多くあげられた。主婦やシニアにあまり見られない回答としては、「友人が働いている」(セブン-イレブン選択・20代男性・大学生)・「友達がはたらいててたのしそうだから」(スシロー選択・10代男性・高校生)という、友人の影響によるものや、「まかないが美味しそう」(モスバーガー選択・10代女性・高校生)・「まかないに寿司が食べられるから」(スシロー選択・20代女性・大学生)といった回答もあった。
主婦は小売・ファストフード・レンタルショップといった業態がランクイン。
「家から近くてよく行くから」という回答が多いのは学生同様。それ以外でよく出た回答としては、「仕事内容が難しくなさそうだから」「あまり忙しくなさそう」というコメントだった。また、主婦特有の傾向としては、「働いている人が若い人ばかりではないから」(セリア選択・40代女性・専業主婦)・「年配の人でも働いているので、私も大丈夫だと思った」(ロッテリア選択・50代女性・専業主婦)というもので、既存スタッフの年齢層で判断する声が多かった。
シニアは学生・主婦に対し、バリエーションに富んだ結果となった。 コメントを見ると、「自分にもできそう」というコメントが目立った。ほかに特徴的なコメントとしては、「経験がいかせそうなので」(スープストックトーキョー選択・60代女性・専業主婦)・「この店のコーヒーが大好きだから」(コメダ珈琲店選択・60代女性・専業主婦)といったように、商品やサービスが好きだからという声や、男性は「一度試してみたい」(スターバックス コーヒー選択・60代男性・無職)・「やりがいがありそう」(スープストックトーキョー選択・60代男性・正社員)と、意欲的なコメントが見受けられた。14位ではあったが、ユニクロを選択した60代男性からは、「若い人が多いが一緒に働いて若返りたい」という声もあった。
パートの有効求人倍率が1.75倍(2019年7月)と、空前の人手不足と言われる状況が続いている日本。10月からは最低賃金が東京・神奈川で初めての1000円超え、さらには離職抑止効果を期待する施策が各社で打ち出され、条件面での差別化が難しくなっています。 元々戦力として企業・店舗からのニーズが高い学生に加え、主婦やシニアの採用についても各社工夫が進められている中、『アルバイトデビューしやすそう』と考えられているのはどのブランドなのか。今回ツナグ働き方研究所では、調査を実施しました。人手不足に悩むアルバイト採用の現場に対して、採用ブランド力向上に向けた何らかの示唆につながれば幸いです。
調査期間:2019/4/19~2019/4/25
調査対象:業種を問わずアルバイト・パートとして求職経験が2年以内にある求職者または現就業者、
全国の高校生/専門学校生・短大生/大学生・大学院生149人、
既婚女性233人、60~69歳の男女167人
調査方法:インターネットによるアンケート
◆本件に関するお問い合わせ先
担当 :和田
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