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ツナグ働き方研究所

03 COLUMN2019.01.09

  • コラム

    【採用ツール深読みコラム】いまさら聞けない地方求人媒体1

    ツナグ働き方研究所が求人マーケットの流行やこれからの動きについて解説するコーナー。「サイトツッコミニスト」としてマニアックに求人メディア、採用サポートツールの研究を担当しているツナグ・ソリューションズ研究員・神宅謙一郎がお届けします。
    そんなにあるの!地方求人媒体

    求人媒体って日本中に何ブランドあると思いますか?


    『タウンワーク』『バイトル』『フロム・エー ナビ』『an』『マイナビバイト』『アイデム』…。駅やコンビニに設置された専用ラック、TVのCMではこういった名前はよく目にします。


    でも、それだけではありません。田舎に帰ると、地方新聞の日曜版には求人欄があり、スーパーの特売広告に交じってオリコミ求人チラシも多数挟まれています。自宅のポストに入る生活情報誌にも求人コーナーが存在しています。地方のコンビニには『キャリアザウルス』『もってけ』など見慣れない求人フリーペーパーが置かれていることにも気づきます。地域によっては書店で50~150円で売っている有料情報誌も存在しています。


    求人媒体の定義を「正社員・アルバイト・パート・派遣など多様な雇用形態が掲載されている媒体」「派遣・人材紹介会社の自社求人サイトは除く」「常設で求人コーナーを持っている新聞や生活情報誌は含む」と置き、展開地域が特定地域限定(関西限定、北海道限定、●●市限定など)で展開されている媒体を『地方求人媒体』と定義し、全国で何ブランドあるのか調べてみますと、紙媒体、ネット媒体を合わせるとなんと536ブランドが存在することが分かりました。(ツナグ働き方研究所調べ・2017年9月時点)。


    地域別でみると東海が114ブランドと最多。特に東部(岡崎・三河エリア)に小コミュニティ単位でオリコミ、宅配生活情報誌が多数存在していました。次いで北海道・東北は97ブランド、中国四国は84ブランド。関東は北関東を含んでも57媒体ですから、地方での乱立ぶりが分かります。


    全国どこでもメジャー媒体がカバーできているわけではない

    なぜ地方には求人媒体が多く存在しているのでしょうか?実は地方はメジャー求人媒体がカバーしていないケースが散見されるからです。


    例えば北海道。『タウンワーク』は大都市札幌には存在していますが、旭川、函館といった周辺都市ではフリーペーパーを展開していません。ネット媒体の『バイトル』『マイナビバイト』『an』は北海道全域カバーをうたっていますが、道内に札幌以外の営業拠点を複数展開するのは『マイナビバイト』のみ(釧路、帯広、旭川、函館、苫小牧)。カーリングで有名になった北見市や、小樽や室蘭といった都市には営業拠点はありません。 逆に、北見市には、宅配ポスティングの『経済の伝書鳩』という求人媒体があります。小樽、室蘭には『シゴトガイド』という地域限定求人媒体が存在しています。もちろん営業拠点もあり、相談したいときにすぐに駆け付けてくれ、求職者認知もある。その地域の人や企業に欠かせない存在になっています。そういったメジャー媒体の『エアポケット』的地域に存在する地方求人媒体がつもりつもって536ブランドになっているわけです。


    ここまでお話すると、細かい地域ごとの状況が気になってきませんか?ということで、 不定期ではありますが、地域ごとで存在する求人媒体の特徴と傾向を順次ご紹介していきます。長野県にはどんな求人媒体があるのかどんな媒体があるのか?などくわしく紐解いていきたいと思います。


    ◆本編資料(PDF)もしくは参考サイト(URL)はこちらから

    求職者の満足度が高い媒体は?【アルバイト・パート 求人媒体満足度調査】

    ◆本件に関するお問い合わせ先

    ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)
    担当 :和田
     ※お問い合わせは、お問い合わせフォームからお願いいたします。